私どもの会社名である「アバンセ」という言葉はスペイン語で「前進」という意味があります。先代が起業した時から現在、そして未来へ向けて我々は常に力強く「前進」していかなければならないとの信念を込めて名付けました。昭和46年に発足してから50年経った今、先代から社長というバトンを受け取り私自身、身が引き締まる想いがあります。

当社はダイヤモンド工具を使用した切断工事を施工のベースとし、社会生活環境の保全を行っております。時代や環境の変化とともに、ダイヤモンド工具を使用した切断施工は建設業界において注目され、驚くほどの進化を遂げてまいりました。地球上の鉱物の中で最も固いとされるダイヤモンドは、進化を遂げる機材や工法の登場により、多様な現場の中で環境や現場の条件に適した様々な切断が行えるようになりました。

当社は常に情報収集に努め、各現場において最善の施工を行うべく事業に取り組んでおります。様々な選択肢を持つことにより、環境に優しく有効で安全な工法を提案し、責任施工を行う。これが私達カッターアバンセの企業理念であります。

また、業界団体であるダイヤモンド工事業協同組合に加入し、災害等の緊急時において国土交通省と組合の間で、ダイヤモンド工具を使用した災害時応急対策業務に関する協定を締結し、その一環として大規模津波防災総合訓練にも参加しており、その一員として地域社会の貢献に努めております。

社会が営みを続けていく以上、そこには必ず保全が伴ってまいります。的確にニーズを判断し、社会にとって価値ある企業をこれからも目指してまいります。